2023年1月30日月曜日

力学《43節》座標の関数としての作用

【力学】
【第7章】正準方程式
《第43節》座標の関数としての作用
 第43節の内容の一部を紹介する。

 先ず、ラグランジュ方程式を満足するラグランジアンを時間積分して得る作用Sを考える。その作用Sは、以下の計算で考察する結果、作用Sを座標の関数とみなすことができ、以下の式(43.3)が成り立つ。



pは一般化運動量である。こうして、作用Sは終点の座標の関数とみなすことができ、式(43.3)が成り立つ。

 同じようにして、作用Sを時間のあらわな関数とみなすこともできる。作用Sの定義そのものによって、軌跡にそった作用Sの、時間についての完全導関数はラグランジアンLである。

一方、作用Sを座標と時間の関数とすれば、以下の式が成り立つ。

(43.3)および(43.5)をまとめて、つぎのように書くことができる。

これは、作用SをラグランジアンLの時間積分の上限における座標と時間の関数とみなしたときの、作用Sの全微分dSを与える表式である。

《作用Sの最小作用の原理によってハミルトン方程式を求める》
  ハミルトニアンHの定義の式(40.2b)より、以下のように計算できる。



よって、ハミルトン方程式が得られた。

【リンク】
pdf 古典力学 (解析力学)
東京大学数理物理学班「古典力学」
「高校物理の目次」


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